原油・コンデンセート=7月13~17日:日本勢がWTI購入を急ぐ
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中東 ホルムズ海峡が再び封鎖されたことを受け、ペルシャ湾内に供給拠点のあるサウジアラビア産、イラク産、カタール産、クウェート産原油の供給が一時的に停止している。国営サウジアラムコは7月入り後、ラスタヌラ港やジュアイマ港出しのアラブエクストラライト(AEL)などサウジ産原油のCFRベースでのスポット販売を進めていたが、イランがホルムズ海峡の再封鎖を宣言した12日以降、売り込みを控えている。ペルシャ湾内に入航可能な船舶の確保が困難になっていると見られ、サウジアラムコが販売を見合わせざるを得なくなっている。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ 10月北東アジア着の商いでは、中東情勢の悪化を背景に、日本の元売り各社が、WTIミッドランドの買い付けに積極的な姿勢を取っている。ENEOSは10月着ミッドランド200万バレルを購入した。さらに、コスモ石油も14日に10月着WTIミッドランド200万バレルを調達した様子。これらのカーゴの成約価格はドバイ市況に対して12ドル台~13ドル台のプレミアムだったと伝えられた。さらに、出光興産もこのタイミングの購入に動いているようだ。一方、韓国の需要家も購入を急いでいる。SKエナジーが10月着WTIミッドランドを400万バレル、GSカルテックスが10月着WTIミッドランドを300万バレルそれぞれ購入した。
南方 マレーシア産の需給が引き締まっている。同国国営ペトロナスは、中東産原油の安定的な確保にめどが立ち次第、ラブアンなどマレーシア産のスポット販売を再開するとみられていたものの、ここにきて中東情勢が再び悪化。ペトロナスは引き続き、9月積みのスポット供給を見送る公算が大きい。タイや豪州の精製業者など、ラブアンに対して固定的な需要を抱えるプレーヤーは、9月積みラブアンのスポット玉が浮上すれば、「DTDブレント指標に対して最低でも15ドルのプレミアムを支払うだろう」(シンガポールのトレーダー)。
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