LNG=7月20~24日:暑さで冷房需要増も、電力会社は買い控え
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日本の気象庁は20日、東京など関東甲信地方が梅雨明けしたと発表した。昨年より22日、平年より1日、それぞれ遅い梅雨明けとなった。東京は21日に今年初めての猛暑日を記録し、冷房用需要が急増している様子。電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表する電力広域予備率は関東で2%にまで低下した。ただ、東京電力パワーグリッドは電力の追加供給で需要を賄えるとみているもよう。アジアトレーダー1社は現時点でJERAなど大手電力会社から9月着スポット玉の引き合いを受けていないという。「日本勢はそもそも、LNG火力の稼働率を最大限に引き上げた場合のLNG消費を前提に、需給プログラムを組んでいるはず。梅雨が明けて今後2週間程度の消費の伸びを見て、追加のスポット調達が必要かどうかを確認していくだろう」(同)。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営石油(IOC)が22日に応札を締め切った、パーシャルカーゴが対象の買い付け入札は成約に至った。対象の7月28日~8月12日着1カーゴと、8月7日、10日もしくは12日着1カーゴはいずれも22.30~22.40ドルで落札されたようだが、一部の市場関係者は1カーゴのみの成約だったとみている。インドでは肥料製造用のLNG需要があるため、LNGが必要とあれば高値でも買わざるを得ないという側面がある。このなか、欧ブローカーは「スポット相場の高騰を受け、インド勢が割高感から購入を控えるのか、あるいは、先高観から購入を前倒しするのか」という観点からインド勢の今後の動向に注視したいとの意向を示した。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 アルゼンチン国営ENARSAは6月24日に応札を締め切った入札以降、スポット調達を行っていない。同国では冬場にガス需要を満たすためにLNGのスポット調達が必要だが、これまでに購入したカーゴで当面は需要に対応できるという。またこのところ、同国のエスコバル基地(年間受入能力610万トン)で荷揚げされた1カーゴは、ENARSAが5月26日に締め切った入札を通して中国石油天然気(ペトロチャイナ)から購入したものだったと伝えられた。
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