国内石油製品=7月27~31日:陸上ガソリン、弱含みで8月相場入り
陸上ガソリンは8月相場に移行した。地区によっては猛暑日や酷暑日となり、ガソリンの小売販売は堅調との声も聞く。もっとも、7月28日に発生した熊本地震を機に、8月の行楽ムード見直し機運が市場関係者間で指摘されている。
また、政府は円安をけん制する為替介入で円は1ドル=157円台まで上昇したほか、中東情勢の緊張緩和から原油価格が反落するなど、8月はここ数週間拡大してきた補助金の調整週との見方が急速に広がり、補助金の増減に敏感な卸業者が月初めから売り圧力を強めたようだ。千葉は週間比1.1円安の125.8円、阪神は同1.3円安の125.0円。
ENEOSや出光興産は製油所の定修や装置トラブル、お盆の需要期を見据えた地方ターミナルでの積み上げなどを理由に、海陸両面でガソリンの市中買いに動いている。市場関係者によると、9月までは原油調達にめどが立っているものの、10月以降は再び不透明感が台頭する可能性があるとし、コスモグループは供給の引き締めを検討などの声もあるようだ。供給側の体制と為替や原油市況、さらに気温状況、熊本地震に対する消費者意識など、8月相場は複数の強弱材料が対峙する構図となっている。
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