LPG=8月3~7日:国内市場でプロパンの売り込み強まる
CFR極東:
極東着市場は、日本着、中国着とも需給緩和に伴い前週から下落した。Japan Indexはプロパンが674.75ドル、ブタンが724.75ドル。China Indexはプロパンが739.75ドル、ブタンが789.75ドル。日本着では、トレーダー勢による9月後半着プロパン単体に対する買い気が見られたが、売り手の浮上で成約が決まり、徐々に市場から退いた。日本の元売り勢も9月着プロパンの需要を満たしつつあり、買い手の数は減少した。一方、ナフサとLPGの価格差も以前より縮小していることで、石化用原料用のLPG需要も減退している。ただ、中国のプロパン脱水素(PDH)プラントは稼働率が75%以上に上昇していると伝えられていることから、プロパン需要は今後も底堅く推移しそうだ。
FOB中東:
米国とイランの和平合意に進展が見られ、ホルムズ海峡の通峡が再開し、中東産カーゴの供給回復への期待も高まった。この状況下、インド輸入業者勢はホルムズ海峡の外で自社船を待機させるなど、中東産カーゴの引き取り準備を進めているようだ。一方、中東産ガス社は瀬取り(STS)での販売打診を継続している。カタール産ガス1社は8月にSTSで供給するカーゴを販売済み。クウェート石油公社(KPC)は6日応札の締め切りで8月後半着プロパン3万3,000トン/ブタン1万1,000トンを対象とした新たな販売入札を実施し、落札に至ったと伝えられている。
日本国内:
8月渡し陸上玉の商談では、プロパンの売り込みが強く、相場が下押しされた。卸業者間では川崎出しが107,400円で販売打診されたほか、少なくとも元売り2社が108,000円でスポット販売を推し進めた。ブタンも、元売りから118,000円のスポット販売がみられ、卸業者間でも118,000円台の売りものが流通したとみられる。お盆休暇を前に、販売数量を積み上げようと売り気が積極的なのに対し、実需が振るわず、買い引き合いは低調だった。



