国内石油製品=8月3~7日:陸上ガソリン、浮遊玉の後退が顕著
8月相場に入った陸上ガソリンは補助金の縮小を想定した足元売りが広がり、月初め早々に浮遊玉が表面化。一方で製油所の定修や装置トラブル、お盆前の積み上げを意図した市中買いがENEOSや出光興産から入り、出物は徐々に吸い上げられていった。複数の市場関係者は全国的な猛暑ないし酷暑は製油所の精製装置や油槽所の出荷装置の稼働エラーにも響いていると伝えている。千葉は週で1.1円高の126.1円、阪神は同0.15円高の125.05円で第2週を終了。
9月までは原油調達にめどが立っているものの、10月以降は先行き不透明感があるとし、元売りや大手商社は極めて慎重な相場観を有している。この辺りも市中買いの背景にあるようだ。中東情勢の悪化後、アジア各国は脱ホルムズの一環で米国産原油が人気化しているものの、米国産原油の輸出能力にも限度があるなどの声が出始めている。
一方、足元では台風15号がお盆期間に東西を横断する可能性が出てきた。帰省や行楽需要のピーク時に台風や大雨が重なるとガソリン需要は一気に鈍化しかねない。引き続き天候や台風の進路には注視したい。
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