LPG=8月10~14日:中東産ガス社が販売継続
CFR極東:
極東着市場は、日本着が売り手の増加で軟化。中国着は買い気回復で強含んだ。Japan Indexはプロパンが717.25ドル、ブタンが767.25ドル。China Indexはプロパンが774.50ドル、ブタンが824.50ドル。日本着では、9月後半着プロパン2万3,000トンを販売可能な売り手がスポット市場に増加し、相場を徐々に押し下げた。ただ、週の後半にはパナマ運河の通航権のオークションで過去最高の落札価格が聞こえ、米国産カーゴの運搬コストの上昇への懸念が高まった。中国着では、華南と華北のプロパン脱水素(PDH)プラントの運営事業者がそれぞれ9月後半着の非米国産カーゴを調達した。
FOB中東:
ホルムズ海峡の通峡再開への見通しが立たないなか、中東産ガス社による瀬取り(STS)もしくは到着ベースでの販売打診が続いている。クウェート石油公社(KPC)は13日締め切りの販売入札を通じ、8月25日~9月前半千葉着プロパン/ブタン各2万2,000トンを中国輸入1社に販売したもよう。このほか、同社やアブダビ産ガス1社はインド輸入業者勢にも中東産カーゴを販売している様子。これらの産ガス社はペルシャ湾内でカーゴを荷積みし、湾外に輸送して瀬取り(STS)や到着ベースで販売するための船を抱えているもようだ。
日本国内:
8月渡しの陸上玉の商談では、売り手の増加でブタン相場が前週と比べ下落した。卸業者間では、川崎出し、霞出しでそれぞれ118,000~118,500円の商談が目に付いた。プロパンも、販売余力のある売り手が散見されたものの、お盆休暇入りとともに買い手の数が少なくなり、商談の進展が乏しかった。13日には千葉県の一部地域で大雨特別警報が発令され、翌日には千葉の複数の基地で職員の安全確保のために出荷が一時的に停止された。



