LPG=8月17~21日:インド輸入業者が9月着調達
CFR極東:
極東着市場は、原油高や買い気の底堅さを背景に強含み。Japan Indexはプロパンが743.75ドル、ブタンが793.75ドル。China Indexはプロパンが801.00ドル、ブタンが851.00ドル。日本着では、買い戻し需要を抱えるトレーダーが9月後半着プロパン2万3,000トンの調達を進めた。中国向けでも、華東で複数のプロパン脱水素(PDH)プラントを運営する石化会社や華東の輸入1社らがプロパン単体を購入。後者の輸入1社はこの成約前にも9月後半着プロパン4万6,000トンを計3カーゴ買い付けており、買い気が旺盛だった。ブタン付きカーゴの商談でも、豪州出しプロパン/ブタン各2万2,000トンが中国の石化プラント向けに販売された。
FOB中東:
米国とイランとの間の和平商談が暗礁に乗り上げており、ホルムズ海峡の通峡再開への見通しは立っていない。こうしたなかでも、イラクのバスラガスが20日応札の締め切りでFOBベースの販売入札を実施した。対象数量は計10万トンで、契約期間は3カ月。ただ、ペルシャ湾を往来する船の確保が困難なことから、入札への参加者は限られたと市場関係者はみている。一方、クウェート石油公社(KPC)は18日締め切りの販売入札を通じ、9月前半着プロパン/ブタン各2万2,000トンをインド輸入1社に販売した。この輸入1社を含め、インドの輸入業者勢は9月着のスポット調達を推し進めている。
日本国内:
8月渡しの陸上玉の商談水準は前週から動かず。京浜市場では、お盆休暇前と同様、プロパンは107,400~107,700円で、ブタンは118,000~118,500円でそれぞれ商談が展開中。ただ、川崎出しのブタンは107,000円やこれ以下といった特価での販売もあったもよう。しかし、この販売は数量や仕向け先が限られていたという。中京地域では、二次基地を運営する大手卸業者1社が8月渡しの買い付け入札を実施した。陸上玉では積極的なオファーが見られた一方、海上玉では元売りの販売意欲が後退しており、翌月の市況並みでの応札を検討する向きもいた。



