石油化学=8月24~28日:オレフィンが上昇、不具合や定修でタイト化
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は週明けに比べ小幅水準を切り下げて週内の取引を終えた。主に原油相場の動きを受けた。ただ、先行きベンゼン供給が限られる状況が続くとの見方から、下げ幅は限られた。北東アジア着のパラキシレン相場は週明けに比べ水準を切り下げた。原油相場の軟化や中国PX設備の生産再開による供給回復見込みが弱材料となった。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は一段高となった。韓国や日本でエチレンの減産態勢が続くうえ、定修や生産再編、設備不具合によりナフサクラッカーが相次いで停止する見込みとなっており、エチレンの供給には不足感が強まった。前週には中国の華南向けに1,150ドル、当週には向け先等は不明ながら1,110ドル超の成約があったとの情報が伝えられた。
アジアのプロピレン市場は供給タイト感が強いことを受け、強含んだ。
北東アジア市場では、供給にタイト感があるうえ、原油市況が堅調に推移するなか、相場の基調が強まった。FOBベース市場では、台湾中油が10~12月積みの販売入札を実施したが、最終的にキャンセルされた。
東南アジア市場では、設備の稼働が安定していないなか、供給にタイト感が強く、相場が押し上げられた。
アジアのブタジエン相場は、供給の引き締まり感を受けて堅調に推移した。東南アジア市場では、中国品が販売打診されたとの情報がある。一方、インドの石化メーカーによるブタジエンの出荷再開などに伴い、北東アジアおよび東南アジア市場の供給タイト感は先行き後退するとの見方も浮上している。




