国内石油製品=8月24~28日:陸上ガソリン、千葉で余剰感解消へ
月末商戦に入るなか、足元原油の上伸や円安を織り込んだ補助金の再拡充を受け、補助金の増減に敏感な卸業者の動向に注目が集まった。ただ、蓋を開ければ千葉では多少の特価玉が表面化したものの、おおよそ取引一巡が広がり、前週比0.5円高の130.0円まで底上げが進んだ。
一方の阪神では千葉に比べて温存玉が広がりを見せ、特に民族系玉を取り扱う卸業者から一歩踏み込んだやり取りが点在。前週比0.8円安の127.5円と、東西で対照的な動きとなった。補助金の再拡充で輸入採算価格が見合ったことも阪神地区では響いたようだ。
9~10月にかけて秋の定修シーズンとして、ENEOSの根岸製油所や水島製油所B工場第2トッパー、出光興産の愛知事業所とグループの四日市製油所第2トッパー、コスモ石油の四日市製油所が稼働を止める予定だ。おおよそ予定どおりだが、複数製油所で二次装置のトラブルが散見されており、計画外のトッパー停止が出てくれば需給環境は大きく変わりそうだ。現在も計画外としてENEOSの麻里布製油所が装置トラブルでトッパーの稼働を止めている。ENEOSや出光は8月取引同様、9月取引でも海陸市場でガソリンや軽油を中心に市中買いを進めている。
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