石油化学=8月31日~9月4日:プロピレンが逆行安、買い気低迷で
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場はいずれも上昇した。中東情勢が再度緊迫化するなか原油相場が上昇したことを受けた。また、中東からアジアへの原油やナフサの物流混乱も、アジアにおける芳香族製品の生産に対する懸念を強める要因となった。
【オレフィン】
北東アジア着や東南アジア着のエチレン相場は大きく続伸した。原料コストの指標となる原油やナフサの相場が上昇したことを受けた。また韓国では生産再編に伴い1社1基のナフサクラッカーが停止したほか、10月には2社2基が定修のため稼働を停止する予定。日本でも予定外でのナフサクラッカーの停止が相次ぐなど、エチレンの供給に引き締まり感が強いことも相場を押し上げる要因となった。
アジアのプロピレン市場は需要に強さが見られないことを受け、軟調となった。
北東アジア着の市場では原油市況が上昇したものの、中国需要家の買い気が乏しいことを受け、相場の基調が弱まった。
韓国積みおよび東南アジア着市場では売り買いの唱えが聞かれず、様子見ムードが強い。
アジアのブタジエン市場では、原油相場が急騰したことを受けて売り手のアイデアも大幅に上昇しているもよう。ただし、固定価格では成約しづらい状況となっている。韓国積みでは、石化メーカー1社が10月積み品を市況連動で販売したと伝えられた。

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