国内石油製品=8月31日~9月4日:陸上ガソリン、阪神が底上げ
9月商戦に入り、千葉と阪神の価格差が見直された。秋の定修シーズンを迎え、卸業者間で底上げ意識が強まったようだ。製油所の定修のほか、二次装置のトラブルも表明化しており、ENEOSや出光興産が市中買いに動いている。
また、中東情勢が再び緊張しており、原油価格が高騰。先高を見据え、卸業者は足元での売りを控えている。千葉は週間比0.2円安の129.3円、阪神は同0.65円高の129.15円。
9月は下旬にシルバーウィークを控え、14日以降の商機を探る動きが市場関係者間で広がっている。一方、ここ最近の天候不順から小売販売の鈍化が複数から伝えられている。週間予報によると、秋雨前線の停滞からしばらくは全国的に雨の日が多いようだ。ガソリンの需給面は決して強いとは言えない。
そのほか、9月に入り、今冬向け灯油相場への関心が高まっている。3月以降の中東情勢緊迫化を受け、商社の輸入玉がほとんど積み上がっていないとされ、今冬は元売り玉が主流となりそうだ。もっとも、原油調達に不安定さが残るとし、一部元売りは今冬相場を極めて慎重に見積もっており、市場はこうした動きを捉えて敏感に反応している。需要地の北海道では灯油価格がすでに系列価格を上回って推移している。
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