LNG=9月7~11日:北東アジア着、5日続伸で30ドル目前
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DES北東アジア相場は11日、10月後半着の商談水準が29.45ドル前後まで切り上がった。続伸は5日目で、今年最高値を更新し続けている。イラン戦争はトランプ政権が続く限り継続するとの見方が生じているうえ、紅海に面したイエメン西部でフーシ派の攻撃が激化し、LNGを含めた中東産エネルギーの供給難は一段と悪化している。10月後半北東アジア着の買い戻し需要も旺盛で、市場には強材料が並んでいる状況だ。欧トラフィギュラは9日に10月11~13日着を11月限の北東アジア着のスポット市況に対して55セントのプレミアムで中国石油天然気(ペトロチャイナ)から購入した。トラフィギュラはプレミアム水準を前日から40セント引き上げており、邦アナリストは「期近着のタイト感が強いことの証左」と伝えた。 一方、実際の需給に逼迫感はないとの見方も根強い。事実、売り手のなかにはこのところの相場急騰を好感し、複数カーゴの販売に意欲を示している向きがいる。カタールエナジートレーディング(QET)は10月後半着4カーゴ、仏トタルエナジーズは10月後半着2カーゴの販売意欲をそれぞれ示した。アジアトレーダーは上述のとおり中国に輸入基地を保有するペトロチャイナが販売した点を踏まえ、「本当に需給が逼迫していたら、ペトロチャイナは子会社を通じて自国向けの供給を優先する」と指摘した。日本需要家1社も自社の需給がバランスしているとして、スポット調達を検討していないという。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 南アジア向けの需要は強い。インド国営ガス会社(GAIL)は8日に締め切った入札を通して、11月16~30日着の1カーゴを26.20ドルで購入した。インド国営バハラット石油(BPCL)は7日に応札を締め切った入札を通して、9月10~13日着1カーゴを26ドル台後半で調達したようだ。インド国営石油(IOC)は7日締めと8日締めの入札で、9~10月着の各1カーゴを購入。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 国営アンゴラLNGがDESベースの販売入札を開示した。対象はアンゴラプロジェクト(年産520万トン)出しの9月下旬~10月上旬着カーゴ。仕向け地の候補は、ブラジル、欧州、エジプト、インド、パキスタン。応札の締め切りは9日、応札価格の有効期限は10日。
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