原油・コンデンセート=9月14~18日:中東供給不安、代替調達進む
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中東 マーバンのアジア着ベースの価格が一段高となっている。これは、VLCC型を中心としたタンカー運賃の高騰を受けたもの。サウジアラビアが長期契約者に対し、オマーン沖での瀬取り(Ship to Ship、STS)による供給を提案したことなどから、買い手によるタンカー需要が回復するとの見方が広がった。このため、北東アジアの需要家は、マーバンより割安に映る米国産原油の購入に動いている。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ 先週後半から今週にかけて、日本および韓国勢による米国産の追加購入が活発化している。この背景には、競合油種のアブダビ産マーバンは相場が高騰し、WTIミッドランドに値ごろ感が台頭していることがある。加えて、サウジアラムコはサウジアラビア東部の油田地帯とヤンブー港を結ぶ東西パイプラインの稼働を停止した影響で、サウジアラビア産アラブライト(AL)およびアラブスーパーライト(ASL)の供給が大幅に減少し、日本を含めたアジア向けの供給回復のめどが立っていないことがある。
南方 11月積み豪州産の商いでは、仏トタルエナジーズおよびINPEXによるイクシスコンデンセートの販売入札が決着した。中間留分の精製マージンが一段高となったことを受け、豪州産軽質油種の市場センチメントは、強気に振れている。さらに、米国産WTIミッドランドのアジア着価格の高騰や、中東産コンデンセートの供給が停滞するなか、イクシスコンデンセートを中東産原油の直接的な代替品としてとらえる精製業者は少ないものの、供給不足に備え、調達の選択肢を広げている。
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