LPG=9月14~18日:中国、インドからの買い気が堅調
CFR極東:
極東着市場は堅調な原油相場や買い気の強さを受けて上伸した。Japan Indexはプロパンが909.50ドル、ブタンが1,059.50ドル。China Indexはプロパンが1,007.50ドル、ブタンが1,157.50ドル。日本着では、複数のトレーダーが10月後半着のプロパン単体を物色。中国着では、華南の華誼新材料が17日応札の締め切りで実施した買い付け入札を通じ、10月後半着非米国産フルプロパンを中東トレーダーから手当てした。華東のフォルモサ寧波(FIC)も一度買い付け入札をキャンセルした後、再入札でカナダ産11月前半着プロパンを10月極東着市況対比80ドル台前半のプレミアムで購入した。一方、極東着相場の高騰で、購入を見送る中国プレーヤーも出ている様子だ。
FOB中東:
クウェート石油公社(KPC)が入札を通して到着ベースの販売を続けている。KPCが16日締め切りで実施した9月後半~10月前半着プロパン/ブタン同率玉を対象とした入札は9月CP対比450~460ドルもしくは500ドルのプレミアムで落札に至った様子。アブダビ産ガス社の関連会社の中東トレーダー1社もペルシャ湾の外側での瀬取り(STS)を通して販売に動いている様子。インド輸入業者勢が水面下で同社からのカーゴを調達しているとの情報も寄せられた。ただ、ペルシャ湾内で荷積み可能なプレーヤーは限られており、依然として供給可能なカーゴは多くない。
日本国内:
9月渡しの商談は、プロパン、ブタンいずれも需給タイト感から上昇した。プロパン109,000円台での取引が少なくなっており、売唱えを110,000円台半ば以上に切り上げた卸業者も見受けられた。今後の供給不足を懸念し、値上げに踏み切る卸業者が増えている様子。ブタンの売唱えは122,000円台半ば~後半や123,000円台で伝えられた。10月渡しでは需給がより引き締まるとの見方が強まっており、一部元売りは10月CP確定前のスポット価格を提示しないと見込まれている。



