石油化学=9月14~18日:プロピレン強含み、原料コスト高を受けて
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は高値圏での推移となったが、週後半に下げる場面が見られた。主に原油相場の動きを受けた。ベンゼン相場の上昇により誘導品メーカーの減産等の需要低下が起きる可能性も懸念され始めている。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は水準を一段切り上げた。トルエンや混合キシレン(MX)のガソリン向けの消費が増えたことを受け、PX相場も底上げされた。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は高値圏での推移が続いている。原料コストの指標となる原油やナフサが上昇したものの、エチレン誘導品への転嫁が進んでおらず、相場は高値横ばいとなった。供給面では定修や再編によりナフサクラッカーの停止が相次いでおり品薄感が強い。需要面では定修や減産要因からエチレンのスポット購入を希望する石化メーカーも散見されている。このなか、需給バランスには引き締まり感がある。中国需要家2社はそれぞれ10月前半着、10~11月着を対象に買い付け入札を実施した。
アジアのプロピレン市場は原料コスト高を背景に強含んだ。
北東アジア着の市場では、原油など原料コストが高値を維持しているなか、相場の基調が強まった。
韓国積みでは、石化メーカー1社が10月積み1万トンを対象に販売入札を実施した。設備関連では、H&Lアドバンスドのナフサクラッカーが不具合で16日の朝、緊急に稼働を停止した。19日に再開する予定。
東南アジア市場では、タイPTTGCが10月積み2カーゴを対象に販売入札を実施した。
北東アジアのブタジエン市場では取引が低調となった。供給にはタイト感がある。ただし韓国の需要家が10月以降に定修を予定しているほか、アジア域外からのカーゴの到着予定があることなどから需要にも強さがない。一方で、東南アジア品が北東アジア向けに販売打診されたとの情報も寄せられたが、詳細は判然としない。

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