石油化学=9月21~25日:芳香族製品相場は急反発、原油やガソリン高で
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は前週末に比べ急反発した。中東情勢の緊迫した状況が続くなか原油相場が反発したことを受けた。また、ガソリンが品薄ななか市況も強基調となっており、トルエンなどのガソリン基材向けの消費も堅調なようで、芳香族製品の相場を底上げする要因となった。
【オレフィン】
北東アジア着、東南アジア着のエチレン相場は小幅な動きとなった。週前半までに原油やナフサの相場が軟化していたこともあり需要家は買い気を弱めた。一方で中東情勢は緊迫した状況が続いており、原油相場の先行きに不透明感があるとみて、売り手も唱えを引き下げてまで販売を急いでいない。加えて、週後半には中国が中秋節のため連休入り、取引は膠着した状況となった。東南アジア市場では一部のエチレン設備の稼働再開など、品薄感がやや和らいだため、相場は小幅安となった。
アジアのプロピレン市場は全面安となった。
北東アジア着の市場では、原油市況が一時の高値から下落したほか、ポリプロピレンなど複数の誘導品相場が軟調に推移するなか、プロピレンに対する需要が後退。これにより、相場の基調が弱まった。
東南アジア着の市場では、一部プロピレン設備が再開しており、供給タイト感が緩和した。こうした状況下、相場の基調が弱まった。ただし、依然としてスポット需要があるため、下げ幅は限定的となった。
北東アジア着のブタジエン市場では、多くの国が連休となったため、取引が低調となった。ただ週後半に中国国内のブタジエンゴムの先物市況が上昇したことに伴い、市場のセンチメントはやや改善したとの見方もある。韓国の石化メーカー1社は、10月積み品を販売したもよう。

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