石油化学=9月28日~10月2日:芳香族製品は高値圏を維持、原料コスト高で
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は高値圏での小幅なレンジ内での動きが続いた。米国とイランの終戦協議が難航するなか、原油などのコスト高や、供給への影響が懸念され相場は下げづらい状況が続いた。また中国が石油製品の輸出制限を再開したことが、ガソリンの供給懸念の高まりやガソリン市況高を招いたことも芳香族製品相場にとって強気材料となった。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は弱含み。原料コストの指標となるナフサ相場との格差が開いたことで、エチレンに割高感が強まった。誘導品の採算性は低下したままのため、一部の石化メーカーは誘導品を減産し余剰となったエチレンを販売することを検討している。週内には中国着の売唱えとして1,160ドル、もしくは北東アジア着スポット市況に対し50~60ドルのプレミアムと聞かれた。
アジアのプロピレン市場は休日ムードが強い。
中国が1日から国慶節連休入りしており、買い手がおらず、取引が閑散。
韓国では、現代オイルバンクの残渣油接触流動分解装置(RFCC)が不具合で緊急に稼働を停止したが、週末にも再開するもよう。このため、プロピレンの供給に影響が軽微と聞かれる。
東南アジア市場では、マレーシアのペンゲラン石油精製・石油化学(PRefChem)の製油所でトラブルが発生したとの情報がある。
北東アジアのブタジエン市場では、週後半から中国が国慶節の連休に入ったため、週を通して静かな商況となった。連休明け以降は、11月着の商談が展開されるとみられるものの、先行きの市況については不透明感がある。

以下のアイコンからサンプルレポートをご覧いただけます。



