国内石油製品=9月28日~10月2日:陸上ガソリン、先安観測から売り先行
10月渡しに移行した陸上ガソリンは、9月の天候不順を受け、手持ち玉を残す市場関係者が多かった。小売業者のなかには前年比5~10%の減販を伝える声も寄せられた。
一方、10月に入っても台風の本州接近が度々報じられており、今回は台風27号が6日ごろ関東地区に接近する見込み。今回上陸はないとみられるが、これまでの長雨でガソリン需要は伸び悩み気味。千葉は週間で0.5円安の127.0円、阪神は同0.9円安の125.5円。補助金の拡充を受け、ガソリンは輸入採算が見合い始めており、特に輸入玉が流れやすい名阪地区は京浜に比べて下ザヤで推移している。
灯油はタイト感が広がり青天井の様相を呈している。北海道では2日、大雪山系の旭岳で平年より7日早く初冠雪を観測された。今春ないしは今夏に輸入がほとんど入っていないとされ、商社玉が限定されるなかでのシーズンインとなった。
市場関係者によると、灯油供給に向け、元売り各社は製油所のトッパー稼働率を引き上げているとの声も聞く。当然ながら連産品であるためガソリンや軽油も一定量が生産され、事実ガソリンに対して市場関係者の多くはタイト感がないと伝えている。輸入玉や小売販売の鈍化のほか、灯油の増産に向けた一定量のガソリン余剰玉が市中に点在している可能性もありそうだ。
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