LPG=10月5~9日:CFR極東市況が大幅上昇
CFR極東:
極東着市場は原油相場の強さから相場が押し上げられた。Japan Indexはプロパンが957.75ドル、ブタンが1,107.75ドル、 China Indexはプロパンが1,055.75ドル、ブタンが1,205.75ドルと、いずれも前週から大幅に切り上がった。日本着では、プロパンカーゴの買い手が多く見られ、複数の成約もできた。日本の元売り勢は割高な期近渡しのカーゴの調達を回避しようとしていたが、国内の在庫の低さから調達に踏み切る向きも見受けられた。中国着は、国慶節の大型連休のため7日まで目立った動きが見られなかったが、休暇が明けるとともに複数の石化会社が市場に現れ、調達に動き出した。
FOB中東:
中東からの売り物が増勢となった。クウェート石油公社(KPC)は6日応札の締め切り、同日応札の有効期限で実施した入札を通じて、10月後半着プロパン/ブタン各2万2,000トンの販売を決めた。その後、KPCは12日応札締め切り、同日応札の有効期限で10月後半着プロパン3万3,000トン/ブタン1万1,000トンを対象とした販売入札を新たに開示した。また、カタールエナジー(QE)は10月13~23日に瀬取り(STS)で引き取られるプロパン約2万4,000トン/ブタン約2万6,000トンを対象とした販売入札を一部の顧客向けに開示した。
日本国内:
10月渡しの商談が本格化した。元売り勢は総じてスポット販売に消極的な姿勢を示していた。背景には、輸入コストの高まりがある。とりわけ輸入玉のスポット調達枠が大きい元売りは調達を先延ばしにしたことで一部の基地で在庫不足に陥った様子だ。一方、一部の卸業者やディーラーのなかには、積極的に販売を推し進める向きも見受けられた。とりわけプロパンは需要が盛り上がりに欠けたことも売りを後押しする要因となったもよう。川崎、霞、堺の各基地出しでは、118,000円台のプロパンが流通した。



