LNG=10月5~9日:日本で複数の石炭火力が稼働停止
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日本は東京の日中最高気温が25度以下で推移するなど、冷房用需要が後退しつつある。これを受けて、複数の電力会社が石炭火力を定修で計画停止している様子。一方、相馬共同火力発電が操業する新地石炭火力1号機(出力100万kW)と2号機(同)は燃料設備の不具合を理由に、9月26日から相次いで稼働率の引き下げ、および停止をしている。このため高水準で推移する日本のLNG在庫も消化が進む可能性があると市場関係者は見込んでいる。さらに、スポット相場がこのところ高値圏で推移しているため、日本公益エネルギー企業のなかにはターム玉の転売に旨味を見出す向きがいる。ただ、日本の大手都市ガス1社は現時点で余剰玉を抱えておらず、当面は冬場着カーゴのタイムスワップで需給バランスを整える意向だ。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営ガス会社(GAIL)は9日応札の締め切りで買い付け入札を開示した。対象は10月25~31日あるいは同28~31日ダヘジ基地(年間受入能力2,250万トン)着1カーゴ。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 ブラジルでは今月頭に、計10万5,000トンのLNGが荷揚げされた。トリニダードトバゴのアトランティックプロジェクト(年産1,530万トン)で船積みされた3万5,000トンのパーシャル玉が、セペティバ基地(年間受入能力270万トン)に入着。相積みの半腹をコロンビアで荷揚げした後で、残りがブラジルに持ち込まれた格好だ。さらに米フリーポートプロジェクト(年産1,500万トン)出しの7万トンがヴィラ・ド・コンデ港のバルカレナ基地(年間受入能力600万トン)に輸入された。ただ、邦アナリストは、「ブラジルは水力発電が豊富で、ガス火力への依存度がそれほど高くないため、今後のLNG輸入も散発的にとどまる公算が大きい」との見方を示した。
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