原油・コンデンセート=10月5~9日:11月ダス原油、瀬取りベースのOSP
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アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビのADNOCは8日、マーバン原油など主要な11月積みのアブダビ産原油のOSP(公式販売価格)を確定した。このうち、フジャイラ港で供給されるマーバン原油を対象としたOSPは、ドバイ原油市況に対して11.00ドルのプレミアムとなった。事前に市場で予想された水準に近い価格に確定した。シンガポールのトレーダーは「マーバン原油のOSPは、ドバイ原油市況に対して10.00ドルを小幅上回るプレミアムになると見込んでいた」と伝えている。 一方、ADNOCは、ダス原油、ウムルル原油、アッパーザクム原油について、フジャイラ~オマーンの沖合における瀬取り(Ship to ship、STS)による供給を対象に、それぞれのOSPを確定した。ADNOCが供給するアブダビ産原油に関しては、マーバン原油を除いて実質的に、ほぼ全量をフジャイラ沖もしくはオマーン沖の瀬取りベースで供給しており、ダス島などペルシャ湾内の供給拠点出しでの販売は極めて少なくなっている。このためADNOCは、現実的な供給の状況に沿って、各油種のOSPを瀬取りによる供給ベースとして確定したようだ。シンガポールのトレーダーはダス原油のOSPについて「ADNOCが最近の入札において瀬取りベースで販売したカーゴの成約価格に比べ、やや低い水準に設定された。販売量を伸ばしたいのだろう」と伝えた。
【アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ】 インドネシア国営プルタミナが12月着の追加の買い付け入札を開示し、ジャカルタ時間8日14時に応札を締め切った。有効期限は10日20時。対象は12月1~3日着と12月6~8日着の2カーゴ(各95万バレル)で、いずれもバリクパパン製油所(日量36万バレル)向けスウィート原油。プルタミナはアンゴラ産やナイジェリア産、米国産、ブラジル産などの購入を目指している。ただ、今回の入札で対象となる時期のカーゴはすでに大半が消化されていることから、応札するプレーヤーは少数にとどまる見込みとなった。
【南方】 パプアニューギニア産の商いでは、豪サントスが12月積みクツブ原油の販売入札を開示。対象は12月24~28日積みの1カーゴ。応札の締め切り、有効期限はともに12日。原油タンカーの傭船コストが世界的に急騰するなか、比較的近場で調達可能なクツブ原油に対しては、ブルネイやシンガポール、韓国のプレーヤーが購入を検討している。
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