LNG=10月12~16日:買い控え続く日本勢
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中国や韓国向けでこのところ複数カーゴが成約されたとみられているが、日本の公益エネルギー企業は依然としてスポット調達を控えているようだ。日本の大手都市ガス1社は「在庫が高いし、相場も高いので買う理由がない」と強調した。このなか、JERAや九州電力などロングポジションで構える電力会社にスポット市場での転売余地があると見込まれている。加えて、日本卸電力取引所(JEPX)の価格はLNGスポット市況の高騰につられ、10月平均のシステムプライス(全国価格)がキロワット時あたり19.18円で推移している。このため、中国電力などLNGのターム引き取り数量が少ないものの、在庫が余剰気味の電力会社が卸市場での売電を仕掛けていると市場関係者はみている。中国電力は島根原子力発電所2号機(出力82万kW)が9月16日に定検を終えて再稼働しているうえ、中国地方でも9月の気温が当初の予報に比べて上がらず、冷房用のガス需要が伸び悩んだと伝えられている。気象庁によると、広島県広島市の9月平均気温は29.3度と、前年同月より1.4度低かった。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営石油(IOC)が14日に応札を締め切った入札を通して、10~11月ダヘジ基地(年間受入能力2,250万トン)着の1カーゴをトレーダーから28.70~28.80ドルで購入した。詳細な到着日は、10月29日、30日、11月23日、26日、29日あるいは30日だったと伝えられている。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 タンザニア政府は今後数カ月以内に、420億ドル規模のLNG開発プロジェクトを含む主要な投資プロジェクトに関する最終決定を下す見通し。このLNGプロジェクトは、ノルウェー国営エクイノールと英シェルが主導し、東アフリカを主要なエネルギーハブとして確立するための取り組みの一環とされる。このプロジェクトは、埋蔵量47兆立方フィートを誇る天然ガスの開発に向けた道を切り開き、米エクソンモービル、パビリオンエナジー、メドコエナジーおよびタンザニア石油開発公社(TPDC)もプロジェクトパートナーとして参画している。
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