国内石油製品=10月12~16日:陸上ガソリン、手堅い値動きに
陸上ガソリンは3連休後も手堅い値動きとなり、千葉は週間比0.2円高の128.0円、阪神は変わらずの126.35円で推移した。シルバーウィーク期間と打って変わってここ最近は好天に恵まれており、ガソリン小売販売も大きな減販はないようだ。目先は台風30号の進路が気になるところだが、一時は本州に接近予報が出されていたものの、現在は台湾に接近する進路をとっており、本州への上陸は可能性が低下している。
ただ、秋雨前線が活発化で第4週は各地区で降雨、ないしは曇りの予報が出ている。ガソリンは目先の支援材料に乏しいため、月末に向けての天候不順はネガティブ材料となりそうだ。
前週同様、市場関係者の関心は専ら灯油に移っている。灯油価格の高騰を受けたコープさっぽろの緊急提言から始まり、赤澤経済産業大臣が対策として元売り直販ルートの強化、輸入玉に対する保持金拡充などを発表。対象期限は11~3月としているが、すでに市場関係者間では全体の商流変化有無など、相場への深読みが始まっている。「在庫状況からある程度先読みするのが通例だが、今年はそれができない。結果的に慎重になる」(ENEOS系列の大手地場)などの声も寄せられた。石油連盟が3月から始めた足元在庫の非公開制度は思いのほか市場心理に響いているようだ。
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