石油化学=10月26~30日:ブタジエンが急伸、売り物難で
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は週半ばに大きく下がる場面がみられた。主に原油相場の下げを受けた。ただ、その後に原油相場は反発する場面もみられ、原油相場に影響される商況が続いている。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は前週末と比較し水準が一段切り上がった。ガソリン市況が引き続き堅調に推移していることが材料のひとつとなった。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレンスポット取引は動きの鈍い展開となった。アジア品の商談は12月着が対象となるが、2027年の長期契約による供給がどのようになるか見極め難いこともあり、売り手、買い手とも商談入りしづらいもよう。また、米国品も米国エチレン相場高やフレートコスト高を背景にアジア向けに売り込みづらい商況となった。
アジアのプロピレン市場は全面高となった。
北東アジア市場では、中国国内相場が堅調に推移しており、中国向けの買い気が旺盛。これを受け、相場の基調が強まった。
韓国積みでは、11月積みとして20カーゴ程度が輸出向けに販売された。
東南アジア市場では、マレーシアのペンゲラン石油精製・石油化学(PRefChem)のナフサクラッカーの再開状況が注目されている。
アジアのブタジエン相場は続伸した。売り物がほとんど見当たらず、供給に引き締まり感が強い。韓国向けの取引では12月着の欧州品が1,900ドルで成約されたと伝えられた。また2027年の長期契約では、韓国での石化設備の再編や、新規設備の稼働が予定されていることを背景に需給が見通しづらく、交渉が難航しているもよう。

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