国内石油製品=10月26~30日:陸上ガソリン、東西格差が縮小
10月最終週となり、卸業者間では手持ち玉の調整が一巡する動きとなった。下げが早かった阪神は反発基調に転じる一方、千葉は調整遅れが表面化したようだ。千葉は前週比0.5円安の127.0円に対し、阪神は同0.85円高の126.35円となり、価格差は0.65円まで縮小した。
高市総理は29日、ガソリン補助金の見直しを発表。30日には現行の基準価格に対して12月第1週と2週に2円ずつ、3週に1円の計5円を引き上げる方針を示した。ガソリン需要が高まる年末に向け、市場関係者間では早くも思惑が台頭。先高を見据えた溜め込みを意識する声がある反面、実質的な値上げに伴う節約意識の強まり想定するなど、強弱見方が分かれている。
また、資源エネルギー庁は年明け以降の対応について、海外情勢次第とやや慎重な見方にとどめたものの、市場関係者間では年明け1~3月も何らかの基準価格見直しを見越す向きが強い。11月入り後は補助金の仕様見直しや政府動向など、再び政治に左右されやすい地合いとなりそうだ。
国内製品チーム 阿部 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.




