4日 原油は反落、高値警戒感からの売りで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は先週末終値と比べ24セント安の75.64ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同21セント安の79.07ドル/バレルと、いずれも反落している。 先週末の欧米時間にかけて原油相場が大幅上昇したことを受けことを受け、4日のアジア時間は「高値警戒感から利益確定の売りが入っている」(石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)=野神隆之首席エコノミスト)。ただ、天然ガス価格の高騰に伴い石油への代替需要が発生しているほか、冬場に向けて暖房用需要が強まるため、同氏は「この時間は一時的に相場が下落しているとはいえ、年内は上昇傾向が続きそうだ」との見通しも示した。 日経平均株価は先週末比313円57銭安の2万8,457円50銭で推移している。ドル円相場は1ドル=110.99円と、先週末の17時時点(111.27円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):142.80 (↑1.10)
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