兼松ペトロ=タグボートにBDF供給、水島港で
兼松ペトロは水島港でシーゲートコーポレーションが運航する新造曳船(タグボート)「びさん丸」向けに船舶用バイオ燃料(Bio Diesel Fuel:BDF)を供給し始めた。「びさん丸」は国内タグボートとして初めて船内バイオ燃料混合装置を搭載した曳船で、兼松ペトロが供給するBDFを船内でA重油と混合し、運航状況や温室効果ガス(GHG)削減目標に応じた燃料運用ができる。今回供給したBDFは中部エコバイオが製造する廃食油などを原料としたFAME仕様のもの。
海運業界では脱炭素化に向けた取組みが加速しており、BDFは既存設備や供給インフラを活用できるため、実用性の高い次世代燃料として注目されている。今回の「びさん丸」への供給はタグボート分野でのBDF活用として新たな事例となる。
BDFの供給を受ける「びさん丸」は、金川造船で建造され、6日に竣工された。総トン数は260トン、全長38メートル、幅9.6メートル。超音波による船体防汚装置を採用しており、従来船と比べてCO2排出量の削減が期待できる。
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