シンガポール=6月のバンカー重油販売量、前年同月比7.4%増の411万トン
シンガポール港湾庁(MPA)はこのほど、6月のシンガポール港でのバンカー重油販売量が411万3,000トン(速報値)だったと発表した。前年同月比7.4%(28万4,000トン)、前月比では1.0%(41万2,000トン)それぞれ増加した。
6月の高硫黄380cst重油販売量は102万8,000トンと前年同月比28万3,300トン、前月比では7万7,600トンそれぞれ増加した。
硫黄分0.5%・180cstは22万3,100トンと前年同月比17万5,000トン、前月比7,000トンそれぞれ増加した。一方、硫黄分0.5%・380cstは197万8,700トンと前年同月比4万8,300増加した反面、前月比14万9,000トン減少した。また、硫黄分0.1%のLSMGOは27万7,200トンと、前年同月比2万3,100トン増加した反面、前月比では3,900トン減少した。
リム情報開発の調べでは、同港での6月の平均VLSFO価格は527.86ドルと、前月の492.88ドルと比べ34.98ドル上昇した。
山岡 彩奈 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.