シンガポール=7月のバンカー重油販売量、前年同月比2.3%減の406万トン
シンガポール港湾庁(MPA)はこのほど、7月のシンガポール港でのバンカー重油販売量が406万3,800トン(速報値)だったと発表した。前年同月比2.3%(9万3,800トン)、前月比では1.2%(4万9,100トン)それぞれ減少した。
7月の高硫黄380cst重油販売量は98万4,000トンと前年同月比5万5,700トン増加した一方、前月比では4万4,000トン減少した。
硫黄分0.5%・180cstは16万3,000トンと前年同月比15万500トン増加した反面、前月比6万100トン減少した。硫黄分0.5%・380cstは200万1,600トンと前年同月比27万4,600トン減少した一方、前月比2万2,900トン増加した。また、硫黄分0.1%のLSMGOは28万1,500トンと、前年同月比3万5,700トン、前月比では4,300トンいずれも増加した。
リム情報開発の調べでは、同港での7月の平均VLSFO価格は541.14ドルと、前月の527.86ドルと比べ13.28ドル上昇した。
山岡 彩奈 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.