テスHD=インドネシアでEFBペレット工場 年間10万トンの製造目指す
テスホールディングス(以下テスHD)は4日、インドネシア連結子会社であるPT PTEC RESEARCH AND DEVELOPMENTが、同国で建設を進めている農作物残渣由来のバイオマス燃料である「EFB(アブラヤシ空果房)ペレット」工場の進捗状況を公開した。
同工場は、インドネシア北スマトラ州セイマンケイ工業団地で、2025年2月に着工。現在基礎工事が終了しており、操業開始は2026年6月を予定しいてる。敷地面積は11,000平方メートルでEFBペレットの年間10万トンの製造を目指し、研究開発を進めていく。
テスHDは中期経営企画「TX2030」のなかで「資源循環型バイオマス燃料事業」を注力事業分野の1つと位置付けており、EFBやPKS(パーム椰子殻)といったパーム産業における農作物残渣の活用を推し進めていく方針だ。
(左写真)インドネシア北スマトラ州工場の建設場所 全景 (右写真)工場の完成イメージ
写真の出所:テスホールディングス 発表資料
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