発電所などの大型プラント建設やメンテナンスを行う太平電業は8日、新潟県村上市における木質バイオマス発電事業の推進を決定したと発表した。2027年末頃の事業開始を目指し、「村上バイオマス発電所」の建設を開始する。
太平電業は、2024年に村上市と「持続可能な地域づくりに関する包括連携協定」を締結。未利用木質バイオマス、一般木質バイオマスを燃料とする発電所を中心に、林業や農業の地域資源を活用し、新たな産業や雇用の創出を目指す。発電所の運営は、同社の100%子会社である村上グリーンパワーが行い、定格出力は1,990kW、年間送電電力量は1万3,000MWhを予定している。

 
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