世界陸上=廃食油回収やカーボンクレジットでCO2削減の試み、13日開幕
東京都は東京2025世界陸上を契機として、持続可能な航空燃料(SAF)の原料となる、廃食油を家庭から回収するキャンペーンを8月より行っている。都庁舎や各区市町村、80カ所に家庭からの油の回収所を設置し、東京2025世界陸上アスリートアンバサダーである、やり投げの北口榛花選手を起用したPRも行う。SAFの認知度向上や都民の行動変容につなげていく狙いだ。8月31日までに約6,700リットルが回収されたという。回収所では油を容器に移すのに便利な「江戸前じょうご」が配布されている。
また、東京2025世界陸上公式サポーターである東京ガスは、信頼性が高い、国際的なSDGsプロジェクトで創出された「ボランタリークレジット」を提供し、大会運営で生じる二酸化炭素(CO2)削減に貢献している。日本で開催される国際スポーツ大会でボランタリークレジットによる、CO2削減の取り組みは初の試みとなる。
「東京2025世界陸上競技選手権大会」は9月13日から21日まで、東京、国立競技場で開催される。
配布される江戸前じょうご
写真の出所:東京都 発表資料
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