INPEX=京大院に脱炭素エネルギー講座、技術者育成へ
INPEXは16日、京都大学大学院に「INPEX脱炭素社会実現エネルギー資源開発工学講座」を設立すると発表した。
この講座は、大学院工学研究科に寄附講座として、10月1日から2030年9月30日の5年間設置。環境調和型資源開発技術や資源生産性向上技術の研究者である、村田澄彦教授らが担当する。脱炭素のキーテクノロジーである二酸化炭素(CO2)分離回収、地中貯留、活用技術(CCS、CCUS)、環境調和型の効率的な石油、天然ガス増進回収技術、カーボンリサイクル技術などの研究と教育を行う。
INPEXは、4月にも東京大学大学院工学研究科に社会連携講座として「持続可能なエネルギー資源開発のための先進的貯留技術」を開設しており、こちらはAIを活用した石油、天然ガス開発や、CCSに関連した講座となっている。
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