西部ガス=クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」にLNGバンカリング、Truck to Ship方式で
西部ガスは16日、福岡県博多港でクルーズ客船「飛鳥Ⅲ」に対する「Truck to ship」方式による液化天然ガス(LNG)バンカリングに成功したと発表した。「Truck to ship」はローリー車で船に燃料補給する方式。飛鳥Ⅲは、軽油、重油、LNGの計3種の燃料が使える「トリフューエルエンジン」を採用している。
このバンカリングは博多港中央ふ頭5号岸壁で9月12日に行われた。Truck to ship方式によるクルーズ客船へのLNGバンカリングは同社初。西部ガスは、これまで、長崎港、佐世保港、伊万里港、門司港において、LNG ローリーやISOタンクコンテナを活用したLNG バンカリングを実施してきた。今回、博多港での LNG バンカリングを実施したことで、北部九州の主要港すべてで LNGバンカリングサービスを提供できる体制を構築したことになる。
西部ガスグループは、2050年カーボンニュートラルに向けた、具体的な取り組みとして、船舶燃料のLNG転換を続けていく方針だ。
飛鳥ⅢへのTruck to ship方式によるLNGバンカリング
写真の出所 西部ガス 発表資料
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