関電、JSEほか=日豪間における液化水素サプライチェーン構築で協業
関西電力、日本水素エネルギー(JSE)、豪州、エネルギー最大手のWoodside Energy社の3者は25日、日豪間における液化水素サプライチェーン構築に向けた協業に関する覚書を締結したと発表した。
Woodside社は、西オーストラリア州パースにあるロッキンガム工業地帯およびクイナナ工業地帯にて、天然ガス由来の液化水素を製造、出荷する計画「H2Perthプロジェクト」を進めている。その製造過程で発生する二酸化炭素(CO2)は回収や貯留などにより排出量をゼロとして、クリーン水素として利用できることを目指す。こうして製造された液化水素を、日本の受け入れ基地まで輸送するサプライチェーン構築に向けて、3者は協議を進めていく。
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