JFEエンジニアリング=姫路天然ガス発電3号機工事を受注、脱炭素発電を目指す
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JFEエンジニアリングは2日、大阪ガス、日本政策投資銀行、SMFLみらいパートナーズ、みずほリースの4社が建設する、姫路天然ガス発電3号機向けの燃料供給設備一式工事の受注を発表した。
3号機は、経済産業省が主導する「長期脱炭素電源オークション」で落札された案件で、2030年度中の運転開始を目指す。今回の工事は、大阪ガス姫路製造所敷地内に構築を進める3号機(発電出力62万2,600kW)において、燃料ガスを安定供給するための設備を新設するもの。将来的には合成メタン(e-methane)の導入が検討されている。
「長期脱炭素電源オークション」とは、水素やアンモニア、再生可能エネルギーなど、大規模な初期投資を要する脱炭素電源への切り替えを促す制度。発電事業者に対し、原則20年間に渡る長期の容量確保契約を保証することで、収益の安定化を図り、投資を後押しする狙いがある。2023年に創設され、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が運営している。
姫路天然ガス発電所3号機建設予定地
写真の出所:JFEエンジニアリング 発表資料
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