カナデビア子会社=英バイオガスプラント、2施設を取得
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カナデビアは4日、スイスに本拠を置く同社の子会社であるKanadevia Inova AG(Inova)が英国で2件のバイオガスプラントを取得したと発表した。
取得先は、イングランド北部タイン・アンド・ウィア ゲーツヘッドにある「Wardley」施設と、中西部スタッフォードシャーにある「Lower Drayton」施設。Wardleyでは年間最大8万トンの食品廃棄物を処理可能、Lower Draytonでは年間最大6万トンの家畜ふん尿や作物廃棄物を含む農業残さが処理できる。両プラントともに、生成されたバイオメタンをガス網に供給しており、英国政府が再生可能エネルギーによる熱導入を奨励するために制定した「再生可能ヒートインセンティブ(RHI)」の認定を受けている。
今回の買収により、Inovaが保有するバイオガスプラントは英国、オランダ、スウェーデン、イタリアの欧州4カ国で計17施設に増加した。カナデビアは、今後も、ごみ焼却発電プラントやバイオガスプラントを活用し、世界各地の脱炭素化に取り組むとしている。
Lower Draytonのバイオガスプラント
写真の出所 カナデビア 発表資料
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