コスモ石油=JR西にバイオディーゼル供給、国内初の営業列車向け
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コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは11日、西日本旅客鉄道(JR西日本)の気動車(ディーゼルカー)営業列車向けに、100%次世代バイオディーゼル燃料を供給したと発表した。
この燃料は、廃食用油や微細藻類など食料と競合しないバイオマスを原料とするもの。石油由来の軽油と同じ炭化水素構造を持つため、既存のディーゼルエンジンにそのまま使用できる利点がある。こうした100%次世代バイオディーゼル燃料で営業列車を運行するのは国内初で、二酸化炭素(CO2)排出量は「実質ゼロ」となる。コスモ石油の海外子会社COSMO OIL INTERNATIONAL PTE. LTD.が海外サプライヤーと連携して、調達や品質管理、安定供給の体制を構築した。
コスモエネルギーグループとJR西日本は、今回の取り組みを通じて鉄道輸送の脱炭素化を共に前進させ、CO2排出量削減に貢献していく方針だ。
気動車への給油と導入車両のイメージ
写真の出所 コスモエネルギーホールディングス 発表資料
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