ローソン=熊本5店舗で廃食油回収、バイオディーゼル燃料に
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コンビニエンスストアを展開するローソンは24日、熊本県内の5店舗で家庭から廃食油を回収し、バイオディーゼル燃料として地域で消費する「地域循環型バイオ燃料」の実証実験を開始したと発表した。
この取り組みでは、店舗に回収ボックスを設置して、集めた廃食油をバイオエネルギー九州がバイオディーゼル100%の「B100燃料」としてリサイクル。ガソリンスタンド事業を行う東洸ホールディングスが、製造されたB100の一部を軽油に5%混ぜた「B5燃料」としてローソン店舗へチルド商品を運ぶトラック燃料として供給する仕組みだ。ローソンでは、実験結果を検証して導入エリアを拡大する予定。
すでに、同社は2023年から熊本県内のコンビニ、約123店舗で調理時に発生した廃食油を回収し、バイオディーゼルとして再利用してきた。配送車両での使用により年間約2.57トンの二酸化炭素(CO2)削減実績があり、そこに家庭用の廃食油を加えて取り組みを広げる。
ローソンのバイオ燃料活用図
図版の出所:ローソン 発表資料
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