資源エネ庁=24年度CO2排出1.4%減、90年度以降最少更新
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資源エネルギー庁は12日、各種エネルギー関係統計を基にした2024年度のエネルギー需給実績(速報)を公表した。
エネルギーを起源とする二酸化炭素(CO2)排出量は前年度比1.4%減の9.1億トンとなった。2013年度比では26.5%減少し、1990年度以降で最少を更新した。エネルギー消費総量の減少に加え、非化石燃料の増加により、化石燃料が減ったことが排出減の主因となった。
供給面では、一次エネルギー国内供給が1.1%減少し、化石燃料は前年度比1.9%減、非化石燃料が2.2%増となった。化石エネルギー依存度は0.6ポイント低下の80.1%となった。非化石燃料は19.9%までに拡大し、発電プラント2基の再稼働で原子力が9.6%増加したことが押し上げた。再生可能エネルギー(水力除く)も1.2%増加した。
電力部門の脱炭素化では、発電電力量が0.5%増加の9,922億kWh、そのうち非化石電源比率は3,221億kWhと32.5%まで上昇した。電源構成は再エネ(水力含む)が0.1%ポイント増の23.0%、原子力は0.9%ポイント増の9.4%となった。一方、火力(バイオマス除く)は1.1%ポイント減の67.5%に低下した。
また、電力のCO2原単位(使用端)は2.0%改善し0.45kg-CO2/kWhとなった。2005年以降でもっともCO2原単位が高かったのは2013年の0.58kg-CO2/kWh。CO2原単位は、電力1kWhの使用に伴って排出されるCO2量を示す。再エネや原子力の比率が上がると低下し、火力の比率が高いほど上昇しやすい。
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