パス=新型木質バイオマス発電設備の取得中止へ
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パスは7日、木質バイオマス発電施設の取得を中止し、予定していたバイオマス発電事業の開始時期を再延期すると発表した。
取得を中止するのは、循環資源ホールディングス(HD)が提供する木質バイオマス発電施設「ゼロエミッションデトネーション発電システム」だ。必要な燃料は従来の木質バイオマス発電より少なく、タールの発生や排水処理の問題も解決する環境配慮型のシステムとしていた。中国によるレアアースの対日輸出規制などの影響で、製造元がサマリウムコバルト磁石など必要部材の調達見通しを立てられなくなったという。
パスは2024年7月に循環資源HDと業務提携を締結。2025年5月に進捗状況として、発電施設の引渡を2026年6月と公表していたが、納期が未定になったため解約に至った。当初取得予定価格は約7億2,000万円。解約に伴い、同社が支払った着手金と中間金の計約4億8400万円は全額返還される。これにより、2026年7月1日に予定していたバイオマス発電事業の開始時期は「未定」とし、事業計画を再延期する。
一方、循環資源HDとの業務提携契約は維持する。パスは独占販売権などを生かし、部材調達リスクを回避できる代替仕様の検討や、新たな仕様に基づく供給網の構築に向けた協議を続ける。2026年3月期の連結業績予想には同事業の収支計画を織り込んでおらず、業績への影響は軽微としている。
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