キグナス石油=カーボンオフセット燃料販売開始、100%相殺も可能
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キグナス石油は16日、Jクレジットを活用し、燃料の燃焼に伴う二酸化炭素(CO2)排出量を相殺する「キグナスカーボンオフセット燃料」の販売を6月に始めたと発表した。同社は2025年に、東海地方と九州地方でカーボンオフセット燃料の実証を行っていた。
対象となる燃料はガソリン、灯油、軽油、A重油。相殺に使用するJクレジットは、省エネルギー由来あるいは森林由来のJクレジットから選べる。さらに、CO2排出量の相殺割合も100%、50%、10%の3種類を用意した。キグナスの担当者は、対象油種のうちトラック向けの軽油の販売割合が多くなるのではないかとの見方を示した。また、販売価格は、通常の燃料価格に相殺に使うJクレジットの費用を加算するという。商品の仕組み全体について、ソコテック・サーティフィケーション・ジャパンによる第三者保証を取得しており、利用企業には供給証明書が発行される。
また、キグナスは同日、三愛オブリLPG輸送(長崎県松浦市)へのカーボンオフセット燃料の販売開始を発表した。キグナスは三愛オブリを通じ、三愛オブリLPG輸送のローリーに使用する軽油を供給する。長崎県内の公有林における森林経営活動で創出されたJクレジットを使い、キグナスが供給する軽油の燃焼に伴うCO2排出量の10%に当たる約24トン(CO2換算)を相殺する計画だ。3社は2025年、森林由来のJクレジットを使った実証を共同で実施した。三愛オブリグループのサステナビリティ方針に合致する取り組みとして、同燃料の利用継続を決めたという。
「キグナスカーボンオフセット燃料」の仕組み 図版の出所 キグナス石油 発表資料
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