石油化学=7月27~31日:原油高もブタジエンが需要低迷で逆行安に
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場はいずれも週前半に弱含む場面がみられたものの、後半には反発した。主に原料コストの指標となる原油やナフサの相場の上昇を受けた。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は上値の重い展開となった。原料コストの指標となる原油やナフサの相場が上昇したほか、売り物が限られており強材料も多い。しかし、誘導品の採算が取れない状況が続いており、相場の上値は重い。米国品がアジア向けに販売打診されているが、成約は伝えらなかった。
アジアのプロピレン市場は東南アジア市況が需給引き締まりを背景に上昇
北東アジア着の市場では、週前半まで原油市況が大幅に下落したことを受け、プロピレン相場も下げ基調となった。しかし、週半ばから原油市況が反発したことに加え、供給にタイト感があることを背景に強含んだ。
東南アジア着市場では、需給に引き締まり感が強いなか、タイ向けに1,200ドルで成約されるなど相場の基調が強まった。
北東アジア着のブタジエン相場は下げに転じた。主に需要の弱さを受けた。原料コストの指標となる原油やナフサが乱高下しており、需要家は積極的な買い付けに乗り出しづらい。また、中国の上海先物取引所で天然ゴム先物相場が下げ基調となっていることも弱材料視された。天然ゴムの生産量は最盛期を迎えているが、ゴムの主要用途であるタイヤは不需要期に入っている。東南アジア市場ではメーカー1社が8月半ば積み、8月末積みをそれぞれ販売した。
米国のベンゼン取引でDDP条件の唱えは8月の買いが430セント、売りが465セント、9月の売りが455セントで聞かれた。同日の欧州ベンゼン取引でCIF ARA(アムステルダム・ロッテルダム・アントワープ)の唱えは8月の買いが1,200ドル、売りが1,375ドル、9月の買いが1,100ドル、売りが1,210ドルで聞かれた。

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