石油化学=8月10~14日:ブタジエンが一段高、不具合や定修要因で
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は週半ばに強含んだ。米国とイランとの間で和平交渉に進展がみられないことから、原油相場が強含んだことを受けた。ただ、週後半には原油需要が伸び悩むとの見方が広がり、原油相場は軟化。ベンゼン、PX相場も弱含んだ。
【オレフィン】
北東アジア、東南アジアともエチレン相場は強含み。売り物が乏しく供給の品薄感から相場は小幅強含んだ。韓国や日本では設備の再編や定修、補修工事のため9~10月に複数のナフサクラッカーが稼働を停止する予定だ。一方で米国品が北東アジア着で960~970ドルで成約されたとの情報が寄せられた。
アジアのプロピレン市場は原油の値動きが激しいなか、先行き相場が見極めにくい。
北東アジア着の市場では、原油の値動きが荒いうえ、供給にタイト感があるなか、売り手は強気姿勢を崩さない。一方、買い気が見られるものの、アイデアを引き上げてまで買おうとしていない。
韓国積みでは、石化メーカー1社が短期契約の買付け入札を実施した。
東南アジア市場では、スポット需要が見られるものの、売り物が見当たらない。
アジアのブタジエン市場は韓国向けの需要が強まった。
北東アジア市場では、韓国のロッテケミカルがヨウスに保有するナフサクラッカーが不具合により、稼働率が低下しており、ブタジエン供給に不足が生じた。これを受け、韓国向けにスポット需要が見られた。
中国では、石化メーカー1社が9月積みを2~3カーゴ販売したと聞かれる。
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