アジア石油製品=8月24~28日:9月中旬日本積み92RON、+4ドル台で成約
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ガソリン 韓国からノンオキシーの売り少なく 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場はノンオキシー品が強含んだ。スポット市場で韓国から9月積み品の供給量が少なく、少ない売り物に買いが集まった。需要面では豪州向けの引き合いが堅調。加えて、日本で複数の製油所でトラブルが発生しており、元売りから海外の石油会社へ買い気が示された。 スポット市場で24日、9月中旬日本積み92RONガソリンがMR船型で成約された。積み日は9月13日前後とみられ、価格はFOBベースで同市況比4ドル台前半のプレミアムと伝えられた。 一方で、オキシー品は供給増の観測が広がり、上値が重い。市場関係者によると、中国の輸出量は8月が60万トン超、9月が80万トン超に達する可能性があるという。7月の輸出量は約42万トンだった。
ナフサ 10月前半台湾着OSN、+18ドルで成約 10月前半日本着オープンスペック・ナフサ(OSN)の市況連動相場は横ばい。ただし、先行き供給が回復する可能性がにわかに高まり、相場の基調は弱い。一部のトレーダーは期先の供給回復を見込み、月間格差が縮小していく可能性があるとみている。供給回復の観測の背景として、中東からの原油やナフサの供給増や製油所稼働の上昇が挙げられた。 スポット市場で26日、台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)が10月前半着オープンスペック2万5,000トンをCFRベースで9月前半日本市況比18ドル近辺のプレミアムで調達した。 韓国政府は3月27日から5カ月間、ナフサの輸出を制限した。ただ、8月26日を過ぎても政府から制限解除は通知されず。市場関係者によると、2027年1月末ごろまで制限措置の継続が検討されているとの情報が寄せられた。
中間留分 軽油市況下落、高クラック好感し売り気強く 北東アジア積みジェット燃料市況は上昇した。シンガポール先物市場では9月から10月にかけてのバックワーデーションがなだらかになっており、先安観が後退したことを受けた。韓国の現代オイルバンクが25日締めの入札で、9月28~30日積みのMR船型1カーゴをFOBベースでシンガポール市況比20セント程度のディスカウントで販売した。 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は切り下がった。韓国、日本勢が好調なクラックマージンを好感し、9月後半積み販売を積極的に進めており、相場を下押しした。韓国の現代オイルバンクは26日締めの入札を通して、9月21~23日積みの45万バレル1カーゴを販売。トレーダー1社が、FOBベースで同市況比1.10ドル程度のディスカウントで購入した。 日本では複数の元売りがカーゴを販売した。ENEOSは今週、仙台港と堺港の2港積みで9月16~18日積みのMR船型1カーゴを販売。価格はFOBベースで同市況に対し10セント程度のディスカウント。欧トレーダーが調達した。
重油 9/10月が40ドルの期先安 韓国積み0.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は軟化した。シンガポール先物市場では、9月と10月限の月間価格差が40.00ドル近い期先安。9月下旬積みカーゴの調達に先安リスクが高まっている。また、バンカー市場では、欧州などで補油する船舶が増え、域内のバンカー需要が減退傾向にあるという。 域外では、ナイジェリアのダンゴテ製油所(日量65万バレル)が今後、低硫黄ストレートラン重油の販売を増やしそうだとの指摘が寄せられた。同製油所では残渣油流動接触分解装置(RFCC)が、不調により稼働の引き下げを検討しているもようだ。市場関係者によると、同製油所は9月着として合計2,300万バレルほどの原油を調達しており、常圧蒸留装置をフル稼働すると見込まれるという。
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