アジア石油製品=8月31日~9月4日:軽油市況上昇、10月上旬積みの買い気強く
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ガソリン 9月積みオキシー品の商談継続 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は前日から横ばい。スポット市場でオキシー品の期近9月積み品の商談が続いている。中国中化(Sinochem)が9月泉州積みとして92RONガソリンをMR船型で売りに出したほか、中国石油天然気(ペトロチャイナ)も売りを継続していると伝えられた。需要側ではインドネシア国営プルタミナが9月着90RONガソリンの買い付け入札を開示した。対象の数量は計130万バレル。 欧州や米国のガソリン市況が堅調とあり、北東アジアやインドで生産された完成品や基材が域外向けに販売される可能性が高まっている。
ナフサ 小幅反発、中東情勢悪化や荷余り解消で 10月後半日本着オープンスペック・ナフサ(OSN)の市況連動相場は小幅反発した。中東情勢の悪化を受けて、原油やナフサの供給が絞られる可能性が相場を支えている。いまのところ、供給が途絶えたとの情報は聞かれないものの、市場関係者の間で警戒感はあるようだ。また、8月中に日本で起きたナフサクラッカーの不調による一時的な需要後退と玉の荷余り感が解消された可能性も指摘された。 LG化学は1日締めの入札で、10月後半着オープンスペック2万5,000トンを9月後半市況対比で購入した。市場関係者によると、ヨウス着が16ドルのプレミアム、デサン着が18ドルのプレミアムだったようだ。中東からヨウスと千葉のフレート差は少なくとも4ドルの千葉高と伝えられた。 装置関連では、韓国のロッテケミカルが2日、デサンで保有しているナフサクラッカー1基(エチレン年産110万トン)の稼働を停止した。既報のとおり、現代ケミカルとロッテケミカルは1日付でH&Lアドバンスドを発足させ、それぞれデサンに保有していたナフサクラッカーと石油化学設備を統合。現代ケミカルが保有していたナフサクラッカー(同85万トン)が稼働を継続し、誘導品設備にオレフィンを供給する役割を担う。韓国国内の石化再編の第1弾となる。
中間留分 10月上旬韓国積み10ppm、+3ドルで成約 北東アジア積みジェット燃料市況は下落した。中国から期近積みの売りが増えているほか、フレート相場の上昇が下方圧力を加えた。 シンガポール先物市場ではジェット燃料と軽油の値差を表す「リグレード」が深いマイナスで推移。2日時点でバレルあたり5.00ドル以上のマイナスとなった。軽油市況が堅調な一方、ジェット燃料は域内需要も限られ、中国からの供給が多く需給が緩んだ。中国勢は9月の輸出量をほぼ決めており、9月前半品として個別交渉での販売が多数出ている。 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は強含んだ。10月上旬積み品に対する買いが浮上し、相場を押し上げた。欧州や南米向けのアービトラージも開いていると指摘された。 スポット市場で10月上旬韓国積みのMR船型1カーゴがFOBベースでシンガポール市況比3.00ドルのプレミアムで成約した。
重油 様子見ムード強く、不安定な原油市況受け 韓国積み0.5%S重油(MR船型)の市況連動相場はもち合い。原油や石油製品の市況の乱高下が続くなか、プレーヤーは様子見の姿勢を強めている。2日の市場ではアジア域内でバンカー価格も急騰した。韓国およびシンガポールとも、VLSFOバンカーは先物市況対比のプレミアムが100.00ドルを大きく上回っている。ただ、アジア域内のバンカー需要は盛り上がりを欠く一方、供給引き締まりも解消される傾向にある。 シンガポール市場では、このところ不足していたブレンディング基材が新たに到着しているもよう。バンカー油の供給は先行き、引き締まり感が緩和される見通しだ。
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