アジア石油製品=9月14~18日:10月日本積みガソリンが成約
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ガソリン 上昇、供給逼迫やオーストラリア向け需要を意識 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は前日から強含んだ。供給引き締まり感を受けた。また、需要期入りが近付いている南半球の豪州方面への需要が堅調に推移すると見込まれる点も強材料となった。スポット市場で18日までに、10月日本積み92RONガソリンがMR船型で4カーゴほど成約されたようだ。このうち、10月下旬積み品が3.00ドル近辺のプレミアムで成約されたとの情報が寄せられた。市場関係者によると、豪州スペック品を生産するためのブレンディング用途として、日本積み品が韓国へ仕向けられる傾向が強まりつつあるという。 また、10月下旬台湾積み92RONのMR船型は日本積み品よりわずかに安値となっているという。台湾積み品はシンガポールへ持ち込まれる傾向が強く、フレートなどの要因でFOBベースの価格が日本積みより抑えられやすいと指摘された。
ナフサ 三井化学、11月前半着を+19ドルで購入 11月前半日本着オープンスペック・ナフサ(OSN)の市況連動相場は小動き。石化品の需給環境が緩いままのため、最近のナフサ価格上昇にオレフィン市況が追い付かず、ナフサとオレフィンの格差は開きにくい。このためナフサクラッカーの稼働引き上げの動きが聞かれない。 一方で、ガソリンの供給逼迫が継続しており、基材となるナフサの需要も強い状態が続いている。 スポット市場で今週、三井化学は11月前半大阪着でオープンスペック2万5,000トンを購入した。価格はCFRベースで同市況に対し19.00ドル程度のプレミアムとの情報が寄せられた。同社大阪工場のナフサクラッカーは定期修理からの立ち上げが遅れていたが、14日に再稼働したと伝えられた。
中間留分 軽油は下落、中国から10月積みカーゴ浮上 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は上昇した。供給懸念を受けてトレーダー筋が買い気を強めている。原油の供給不安が払拭されず、製油所稼働に不安を抱える石油会社はスポット販売を抑えている。また、中国の10月の輸出動向が不透明なことも、品薄感を一段と強めている。 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)市況は週後半に下落した。中国勢が10月積みの販売を開始したことが相場の下押し材料となった。中国海洋石油(CNOOC)は10月10~12日積みとしてMR船型1カーゴの販売に動いた。また、売り手不明ながら中国積みとして10月後半積みMR船型1カーゴの販売もみられた。中国政府の輸出方針は引き続き不透明ながら、石油各社が販売に動いたことで今後の供給増加見通しが浮上した。
重油 横ばい、原油供給不安やバンカー供給優先で売り物少なく 韓国積み0.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は横ばい。売り物が乏しく、スポット取引は低迷している。原油の供給懸念や堅調なバンカー価格を受け、韓国石油会社は引き続きバンカー市場への供給を優先している。重油カーゴの売買は見られにくい状況だ。 一方、日本から10月積みのスポットカーゴが浮上している。コスモ石油は18日締めで、10月中旬千葉積みの低硫黄重油(最大0.35%S)3万トンの販売入札を実施している。同社は千葉製油所(日量17万7,000バレル)で残油脱硫装置(RDS)の稼働を上げていることから、低硫黄重油の輸出余力が生じているもよう。 一方、中国では引き続きバンカー用として低硫黄重油を輸入する意向が聞かれるものの、足元市況の高止まりを嫌気し、調達を躊躇している様子だ。 |




