アジア石油製品=9月28日~10月2日:ガソリン全面高、需給引き締まり感根強く
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ガソリン 全面高、需給引き締まり感根強く 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は全面高。需給両面で強材料が散見され、市況は堅調。オキシー品の主要な輸出元の中国からの供給懸念が意識されるうえ、韓国も輸出数量制限を背景にスポット販売数は少ない。インドネシア国営プルタミナが継続的に買い気を示している。韓国の石油会社に対して、ターム契約の引き取り数量の増加などの引き合いが寄せられているという。プルタミナは10月インドネシア着で90RONガソリンの買い付け入札を開示した。数量は計150万バレル。 インドや中東からシンガポール方面への供給が減少しているようだ。市場関係者によると、両地域の玉は欧州方面へ運ばれているという。インドのマンガロール石油精製化学(MRPL)の製油所で30日、火災が発生。第3期拡張プロジェクトで整備された区画内のボイラーが火元との情報が寄せられた。精製装置への影響は明らかでない。MRPLは9月30日に開示したリフォーメート3万5,000トンの販売入札を引き下げたとみられる。
ナフサ ヘビー上昇、域外品の減少で 11月後半日本着オープンスペック・ナフサ(OSN)の市況連動相場は11月前半着と比較し弱含んだ。需要の弱さが重石となっている。北東アジアでエチレン相場に割高感が強まっているようで、価格に下げ圧力が強まっているという。また、ナフサクラッカーの稼働を引き下げる方針の石化メーカーも確認されている。市場では「稼働を上げるとオレフィン市況が軟化してしまうため、稼働を引き上げるのは難しいだろう」との声が聞かれた。 一方、このところのアジアのナフサ市況安を受けて、域外からの供給が先行き減少する可能性が高まっている。域外品の供給減によって、相場が反発することも考えられると指摘されている。
中間留分 ジェット燃料上昇、中国勢の輸出停止で基調強く 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は週後半に上昇。中国が輸出を差し止めたことでアジアでは供給に引き締まり感が出ている。中国からは10月だけでも200万トン近くの輸出が見込まれていた。これを受け、シンガポール先物市場ではジェット燃料と軽油の値差を示す「リグレード」がプラス圏に移行している。 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)は下落した。下落、フレート高でFOBベースの買いが限定的だ。フレート高のなか、買い手は調達量を極力抑える傾向にあり相場の基調は弱い。日本ではENEOSが10月18~20日積みとして仙台と鹿島の2港積みMR船型1カーゴを販売した。出光興産による10月積みの販売はなかった。同社は愛知事業所(日量16万3,000バレル)で10月に常圧蒸留装置(トッパー)の停止を含む定期修理を予定しており、輸出余力が限られるようだ。 インドではマンガロール石油精製化学(MRPL)は30日、同日締めで実施された10月28~29日積み4万トンもしくは6万5,000トンを対象とする軽油とジェット燃料の販売入札をキャンセル。インドのマンガロール石油精製化学(MRPL)の製油所では第3常圧蒸留装置の製油所稼働を引き下げている。30日に火災が発生したことが影響した。市場関係者間では装置補修には少なくとも1~2週間を要するとの情報が出ている
重油 フレート高で市況は軟化 韓国積み北東アジア積み3.5%S重油(MR船型、380cst)の市況連動相場は前日から軒並み下落した。このところのフレート急騰が、FOBベースの相場を下押した。韓国とシンガポール間でMR船型の運賃はトンあたり50.00ドル近くまで上昇している。 ただ、シンガポール市場を中心とした域内の供給に引き締まり感が残る。中東品に加え、ロシアの製油所や石油貯蔵施設の被害により同国の輸出余力も低下しているのは既報のとおり。
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