資源エネルギー庁が15日に公表した全国小売価格によると、13日現在のレギュラーガソリンは四国局ベースで2週ぶりの下げとなった。前週比0.2円安の158.1円。香川県も前週比0.1円安の156.7円、愛媛県は前週比0.7円安の157.8円となった。また、徳島県は前週から横ばいの154.1円。一方で、高知県は上昇し、前週比0.1円高の162.2円となった。
ENEOS、出光興産などの元売り各社の仕切り価格は原油価格の上昇を受け、9月1週目では3円の引き上げ、2週目では0.5円の引き上げを通知した。ただ、小売りの売れ行きが思わしくないため、仕入れをすぐに店頭価格に反映しにくいという。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、香川県では高松市が9月末までまん延防止重点措置が延長されている。このため、移動自粛ムードが続いており、8月に続き、9月に入ってからも小売りの需要が減少しているとの声が複数寄せられた。
軽油も四国局ベースで下落した。前週比0.3円安の136.6円となった。愛媛県は前週比0.8円安の136.4円、香川県は前週比0.2円安の136.4円となった。高知県は前週から横ばいの140円。一方で、徳島県は前週比0.1円高の132.5円となった。徳島県の店頭価格は、四国地区の他県に比べても割安感が強いため、これ以上下げる余地もないとの声が聞かれた。
小売りレギュラーガソリン
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現金価格※ (円\/リットル)
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8月2日
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8月10日
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8月16日
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8月23日
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8月30日
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9月6日
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9月13日
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前週比
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徳島
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152.4
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153.5
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154.0
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154.0
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154.1
|
154.1
|
154.1
|
0.0
|
香川
|
157.5
|
157.7
|
157.5
|
157.3
|
156.8
|
156.8
|
156.7
|
-0.1
|
愛媛
|
158.3
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157.3
|
158.0
|
158.1
|
158.0
|
158.5
|
157.8
|
-0.7
|
高知
|
162.2
|
162.2
|
162.1
|
162.2
|
162.1
|
162.1
|
162.2
|
0.1
|
四 国 局
|
158.0
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158.1
|
158.3
|
158.2
|
158.1
|
158.3
|
158.1
|
-0.2
|
※消費税込み価格
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小売り軽油
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現金価格※ (円\/リットル)
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8月2日
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8月10日
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8月16日
|
8月23日
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8月30日
|
9月6日
|
9月13日
|
前週比
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徳島
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130.9
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132.1
|
132.4
|
132.5
|
132.5
|
132.4
|
132.5
|
0.1
|
香川
|
137.2
|
137.5
|
137.2
|
137.1
|
136.6
|
136.6
|
136.4
|
-0.2
|
愛媛
|
137.0
|
135.9
|
136.7
|
136.8
|
136.6
|
137.2
|
136.4
|
-0.8
|
高知
|
139.9
|
140.0
|
140.0
|
140.0
|
139.9
|
140.0
|
140.0
|
0.0
|
四 国 局
|
136.5
|
136.7
|
136.9
|
136.8
|
136.6
|
136.9
|
136.6
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-0.3
|
※消費税込み価格
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