伊藤忠エネ=尿素水アドブルー値上げ第2弾、安定供給確保へ
車両用尿素水アドブルーで国内最大級の販売シェアを誇る伊藤忠エネクスが、アドブルー全荷姿の販売価格を22年1月1日からリットルあたり15円引き上げると、販売店各社に通知した。
同社は12月にもアドブルーを15円値上げしたばかり。高騰を続ける原料尿素価格の転嫁を段階的に進めることで、品薄が深刻化するアドブルーの安定供給につなげる。
車両用尿素水を巡っては、オプティが1月4日から自社ブランド「エコツーライト」の売値を追加で23円上げると通知していた。伊藤忠エネの追加値上げに追随する動きが今後加速する可能性もありそうだ。
※『CROSSVIEW軽油』第91号(21年12月21日発行)のアドブルー関連記事「伊藤忠エネ値上げ第2弾、原料高を転嫁、三井化学の増産尿素は輸入超え」で詳しく取り上げています。
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